密室育児は弊害あり?保育園で生きる力を身に着けよう

母子で家にこもる「密室育児」が脳の育ちに影響している

「脳の土台が作られるのは6歳まで」と言われますよね。脳の発育に重要なのは、多様な人との接触や、生活リズムがしっかりできていることです。

密室育児だと、そのバランスが崩れがちになります。それ以外にも影響があるのでは?と思ったのでそのことについて考えました。

密室育児だと過保護になりすい

保育園や幼稚園に行くと、子どもたちのケンカは絶えません。たいていは、年長の子が年下の子やつける形になりがちなのですが、やっつけられた方の子は泣き出します。

もしそこで母親がいれば子供は母親に頼ってきます。母親が抱っこしてくれると知っているからです。

しかし母親がいなければどうでしょう? 最初は激しく泣きます。ところがいくら泣いても誰もどうにもしてくれません。そうすると、泣き声はだんだん弱くなり、最後はヒックヒックしゃっくりあげるだけになって泣き止みます。そしてその後、いじめられた方の相手と遊びだすんです。

これがこの年齢の子どもの素晴らしいところです。(5歳くらいまでの子どもによく見られます)

この時期に子供同士の摩擦で鍛えられた子供はそれ以後の年齢で同じような体験をした時も、たくましくそれを乗り越えられるようになるんだそうです。

ただ、5、6歳を過ぎて記憶がよりしっかり定着してくると、いじめられた相手と、すぐまた遊び始めることは難しくなります。

これがお母さんと一緒の場合だったらどうでしょう?お母さんは泣き出した子を抱き上げずにはいられませんよね。

その時、子供の心に刷り込まれるのは「泣きさえすればママが来てくれる」という思いでしょう。

もちろん、そんな対応が間違ってるとばかりは言えません。母親というものは子供にとって最も安心できる存在であり、そうした形で甘えられる存在があることは、子供の心を安定させ、自分は守られているという安心感を得ることができるからです。

問題は、それがあまりにも頻繁にどこででも起こってしまうことなんです。

うちは、保育園に預けていないけれど、公園で遊んでいるから、密室育児とは言えないから大丈夫なんじゃない?」と思われる方もいるでしょう。

子供が集団の中に入っているように見えても、実はそれは‘見かけだけ”であることがあり得るのです。

公園でお友達とケンカをしたとしましょう。

お母さんを見ると、子どもは絶対に母親のところに駆け寄ってきます。

それを無視することなんて、できないですよね。よっぽど強い気持ちを持った人でないと、突き放すことなんてできない。

だから自然と過保護になってしまうのです。上手くやれる人ももちろんいるのでしょうが、私にはできませんでした。

もはや、母親一人の才覚で子どもに生きる力を身に着けさせよう、というのは難しいんです。

だから、強制的に母子が離れ離れになる環境をなるべく早い段階で用意することが必要でないかなと思います。

ちなみにこんなデータがあります。

『3歳以前に保育園で育った子どもは、そうでない子どもより長じて不登校になる率がはるかに少ない』(「図表で見る女の現在」ミネルヴァ書房)

そうはいっても、今は保育園に入れたくても入れない状態です。保育料もバカになりません。

ですので、誤解のないようにう言っておきますと、【保育園に入れることが絶対】【保育園に入れなかった子どもは生きる力の身に着けられない子】だという意味ではありません。

どっちかというと、子どもを家で見てあげたいけど、働かなくてはいけない状況で、泣く泣く保育園に預けているお母さんへのエールかな?

昔の母親はほったらかしでした

明治・大正や昭和初期の国民の大半が農民でした。1人の母親が5人も6人も子どもを産み、しかも彼女たちのほとんどが激しい労働に従事していた時代です。そんな時代に子どもが泣いたからといっていちいち抱っこしてあげられることなんてできませんよね。かといって、それがトラウマになったり、構ってもらえなかったという恨みが残ったりということは、なかったと思います。(人によってはあるかもしれませんが、そういう状況が当たり前の時代だったので^^;)

ちなみに、私が赤ちゃんの時、母親はバリバリ仕事をしていました。

当時はまだ預けられる月齢ではなかったため、祖母が見てくれていましたが、祖母も農作業があるため、腰にヒモを巻いて柱にくくりつけられていたみたいです^^;

ハイハイして動き回る赤ちゃんを見ている余裕がなかったそうで。今だと虐待か?って感じですが^^;

それでも、私の記憶には祖母に対する愛情は強くあります。

構ってもらえなかったけれど、「愛されていた記憶」はしっかり根付いているものです。【記憶】の話

今でも、おばあちゃん大好きなおばあちゃん子です*^^*

大事なのは極端に思い込み過ぎないこと

このような話をすると、途端に赤ちゃんを抱き上げたらいけないんだ!みたいに極端に信じ込まないでくださいね。不思議なことに子育てに関してはこれが良い!となると途端にそのやり方ばかりになる傾向があります。(私がそうなので、反省しております)

子育てに懸命な私たち母親は、子どものためなら良いと言われることはどんなことでもしてやりたいと思ってしまいますよね。それが母親というものですし。ちょっとした耳に入ったことはすぐに実践しなければと考えてしまいがちです。

でもやっぱり、物には加減というのがあるので、そこは良く見極めていかなければなりませんね。

まとめ

大事なので繰り返し言いますが、保育園に預けることが絶対的というわけではありません。

そうでなくても、いくらでも生きる力を身に着けさせる場面は沢山あります。

私は今、子どもを保育園に預けていますが、それまでは密室育児をしていました。

子どもがたくさんいるところに連れて行くと、病気をもらってはいけない、とか、知らないママさんの中に入っていくのも苦手だったので。

そうすると、どうしても家にこもってしまいがちになりますよね。

一時保育ができるところがあれば思い切って預けてみる。

お母さんのリフレッシュにもなりますしね。

「泣いてもほっておく」。むむむ、これは難しい課題なのですが、今日の話が何かの参考になればうれしいです^^

「そうはいっても、子どもと離れる時間が作れる人ばかりではない」というコメントをいただいたので、そのことについて記事を書いています^^

密室育児の影響で子育てストレスがたまっているママへ伝えたいこと