発達障害の子の育児に疲れた。育児放棄したい!しんどいよね(涙)

発達障害の子の育児は想像以上に大変!

johnhain / Pixabay

こんな投稿を見ました。

発達障害の子供の育児に疲れました

今、娘(5才 )をひっぱたき、もう疲れた 顔を見せるな
あっちにいけ
といってしまいました。
一日家でも外でも
ものを口に入れ、汚いものでもなんでも
目にはいればさわり、気に入らなければたたいたり、かんしゃくをおこし、かぜをひいているから、暖かい格好をしなさいといっても、半袖短パンをはく。手を洗ってもびしょびしょのまま、自分が
行きたいところに人がいると、パンチでどかす。なにもないのに、通りすがりに、たたいてきたり、
小さい頃から注意し続けても、なにもかわりません。イヤダイヤダとなんでもいい、こちらの
嫌なことはするけど、しなさいと言ってもしない。
これが一日です。
それが毎日です。
疲れました。

それでも、発達障害はまわりの人にわかられづらいものなのですね。
目もあわせない、
明らかに行動も普通じゃないのに。

もう、ほんとうに、顔をみたくありません。

他の兄弟の面倒もあり、この子ばかりに手を焼く暇はありません。

発達障害の子供をお持ちの親御さんは
このように、イライラしないのですか。

どう乗りきっていますか

発達障害を個性いう方もいますが、
その理論をきくたび苛立ちます

個性何て言い方は
きれいごとというか、
聞こえがいい言い方をしているだけで、
育てる親は、こちらの方が、ノイローゼになりそうです。

ヤフー知恵袋より

しんどいママの気持ちがとても伝わってきました。

同じように発達障害児を持つ母親として、その気持ち、痛いほどわかります。

発達障害は【個性】だと言い過ぎないで!

 

発達障害は【個性】という人もいますが、はっきり言います。

【障害なんです。これは紛れもない事実なんです。

個性と呼んでいいと思うのはグレーゾーンの子どもたちのこと。

性格の一部の特性が‘軽くて”困り感が少ない子どもや、

子ども自身が自分の障害の特性を理解して、何とか日常を過ごそうとしている子のことだと思います。

そもそも、‘普通でない”と言われているから【障害】なのです。

ちなみに、普通がいいこと、普通以外が悪いこととは決して思っていません!

世間一般で「普通」という基準がよく使われて、感覚的に理解しやすい目安となっているので敢えて使っています。

なぜ‘個性”と言わずに、‘障害”と言い切るのか?

Devanath / Pixabay

これには、教師時代の苦い経験があるからです。

小学4年生の担任になった時のことです。

発達障害の男の子がいました。

その子は、一言もしゃべりません。

ランドセルを背負って登校してきて、帰るときまで背負ったまま。

ノートも教科書も開かない。黙ってランドセルを背負って座ったまま。

「ランドセルから教科書を出そうね」と言っても出さない。

何度か言うと、パニックになって、掃除道具入れに入ってしまいます。

同級生が話かけてもパニックになって隠れます。

支援員の先生がついてくれても、心を開こうとしません。

お母さん、養護学校に行かれてはどうでしょうか?

養護学校だと、専門の勉強をした先生がその子に合ったプログラムを組んで指導してくれます。

○○君はこのままだと、ずっとついて行けないことになります。

○○君のためにも、養護学校に進学することも考えてみられませんか?

男の子の母親
先生、お願いです。

そんなことを言わないで下さい。

ただ、学校の椅子に座らせていてくれるだけで、いいんです。

うちの子、うるさくしていませんよね?

邪魔にはなっていないでしょう? とにかく、教室に居させてくれるだけでいいんです!

これってどう思いますか?

その子のお母さんは、普通学級にいることを強くこだわっていました。

養護学校に入れると、障害児であることを認めることになるのがイヤだと思っているでしょうか?

真意はさすがに聞けませんでしたが、これって子どものためを思っているのでしょうか?

厳しい言い方ですが、親のエゴです・・・・。

障害を‘個性”だとしてしまうと、必要な学習が受けられなくなるのです!

Unsplash / Pixabay

発達障害の子どもさんで、知的障害や身体障害を伴わない場合、見た目にはわからないのです。

ですから、親御さんはどうしても普通学級に入れさせたいという人が多い。

先ほどにも書きましたが、養護学校に入れると、【障害】というのを認めざるを得ないからかもしれません。

その気持ちは、親ならわからなくもないんです。

発達障害児のお母さん
先生は、そういう経験したことないから、私みたいな親の気持ちなんてわからないんだ

と言われたこともあります。

その時、私は独身だったので、「そっか、お母さんの立場になったらそう考えるものなのかな。

自分の価値観を押し付けたらいけないんだな」

と思っていました。

そんな私も子どもができ、長女は発達障害と診断されています。

障害を認めたくないお母さんの気持ちは痛いほどよくわかります。

ただ、療育に行って、子どもに合った教育、指導をしてもらえることで、子どもは変わりました。

そんな指導法・教育法を親の私も学ぶことによって、子どもへの接し方の戸惑いがなくなります。

例えば、言葉の指示が通りにくい子どもには絵カードを使って伝える。

それだけで、大人が何を言っているのか理解できず苦しんでいた子どもが、言葉の意味を理解し、

自信を持って行動に移せるのです。←これ、とっても大事です。小さな‘できた!”の積み重ねがその子の自信になるんです。【成功体験】

しかし、障害を‘個性”だとしてしまうことによって、子どもに合った教育を受けさせれないまま、

「育てにくい性格の子」というレッテルを貼ったまま育てるようになってしまうのです。

お母さんがしんどいと、子どもも辛いよ

発達障害に合ったやり方で子どもと接していかないと、いつまで経っても、

子どもに伝わらず、お母さんも子どももしんどい思いをしますよ。

厳しく言っているのも、子どもに療育を受けさせる前の私がそうだったのですから(涙)

なんでこの子はカンシャクばかり起こすの!

他の子はちゃんとしているのに・・・・

育てるのが辛くて辛くて、手を出してしまそうになったこともありました。

私が怒っていると、子どもはますます怒りますよね。悪循環です。

最後に

子どもが発達障害と診断された親御さん。

「まさかうちの子が!?」

と思われてショックを受けられていると思います。

「個性」と思って、適切な療育や支援を受けて、その子に合った指導ができていればいいのですが、

「個性」と思って‘性格なのだから仕方ない”とだけは思わないでほしいです。

先ほど登場した「ランドセルを背負ったままの男の子」の話ですが、

その1年後、養護学校に転校しました。

小学1年生の時から学校側が養護学校に行くことを勧めていたのですが、頑なに断っていたお母さんが決断したのです。

ホッとしました。

小学生の頃に養護学校に通っていても、高校は普通高に通う子どももたくさんいます。

それは養護学校と親御さんとでタッグを組んで、その子に合った教育をしていたからですね。

遠回りでもなんでもないんです。

どこの学校かなんて関係なくて、どうしたらその子が自立できるかを考えて見守ってくれるところを選ぶことが大切です。