仕事がイヤでたまらない!こんなはずじゃなかったと思ったら?

4月から新しく仕事をされている人は、いま、仕事の内容を必死に覚えている頃だと思います。

これからだんだんと仕事の内容を覚えていくにつれ、こんなことを思うようになるかもしれません…。

自分が思っていた仕事と違う。

こんなはずじゃなかった!と。

よく「最近の若者はすぐに仕事を辞めてしまう。昔は、どんな仕事もまずは3年頑張ってみようとしたものだ」と言われます。

そんな声を「耳が痛い話だなあ。ウザイ…」と嫌っていませんか?

こんなことまで、なぜやらなければならないんだ?と思っても、それが【仕事】というもの

自分の部署の仕事や、何か成果につながるための仕事ならば、評価されやすいため

きちんと仕事をこなそうとするでしょう。

しかし、そうではない地味な仕事、目立たない雑務を嫌がる人もいます。

どんな職業についても「こんなことやるために、この会社に入ったんじゃない」

「こんなことまで、なぜ自分がやらなきゃいけないの?」と言いたくなるような仕事もあります。

しかし、必ず誰かがやらなきゃいけないことであって、

それができていないと会社が、ひいては社会がうまく回っていかないんです。

教師時代に、こんな同僚がいました。

地域の活性化や美化のために、仕事が終わってから、学校周辺の掃除がありました。

学校から少し離れたところでも掃除をすることになっていたので、その同僚は怒ってこう言いました。

同僚
なんで、仕事以外に近所の掃除をしないといけないの!

公務員だからといって、近所の住民に媚び売らなくてもいいでしょ。

教師は教師の仕事だけしていればいいの!ただでさえ、忙しいのだから…

その頃、私は20代前半で若かったこともあり、その同僚の意見に少なからず共感していた部分がありました。

しかし、アラフォーくらいになってくれば、

そういった部分を飲み込んでいかないと、社会ってうまく回っていかないものなんだ…

と、経験的にわかってきたのです。

世の中には価値のある仕事・価値のない仕事の区別はない

主人が医者だとわかると、

「お医者さまってすごいわね」

「いいわね~、ご主人が立派な仕事をされていて」

「その点、うちの主人ときたら…」と言われます。

私が20代だったら、正直なところ、そう言われると得意気になっていたかもしれません。

しかし、今はそう言われるのが少し苦痛になってきました。

人間って、医者や弁護士など肩書のある人に、弱いところがありませんか?

また政治家のように権力がある人に弱いとか。

気持ちはわかるのですが、いくらお金を稼ごうが、地位や名誉があろうが、そんなことは関係ないってこと。

うちのお父さんの仕事が恥ずかしい

小学生の時の話。

友達
うちのお父さんって大工なんだけど、人に言うのが恥ずかしい。

仕事で汚れた服で一緒に歩きたくない。

小春ちゃんちのお父さんみたいにスーツを着て、ネクタイをしていて欲しい

お父さん、この話を聞くと辛いだろうな…と子どもながらに思っていました。

働いて、子どもを養っていくのって、大変です。

この友達が雨露しのげる家に居られて、ご飯を食べられて、学校に行かせてもらえるのは、

お父さんやお母さんが頑張って働いているおかげ…なのに(涙)

後日談

この20年後に友人が結婚式を挙げたときのこと。

両親への感謝の気持ちの手紙で…

「お父さんが一生懸命、仕事をして私たちを育ててくれました。

昔は、お父さんの仕事が嫌いだったけど、今は誇りに思います…。

今まで育ててくれてありがとう…」

日焼けした真っ黒なお父さんは、顔をしわくちゃにして泣いていました。

その日焼けとしわは、お仕事を頑張ってきた証。

その結婚式に参加した私は、昔の友人の言葉を聞いていたので、涙が止まりませんでした。

すべてが意味のある仕事

Pexels / Pixabay

ブラック会社は別にして、やりたくない仕事はぜひ、やってみてください。

仕事以外でも、PTA,役員や町内会の仕事…など、

ときには「正しいことだから」「昔からしているから」という理由だけでやらなければならないことってありますよね?

たいていの場合、それは面倒でやりたくないことだったりします。

しかしそれは、たいてい価値のあることが多い

子どもを持って、より実感したのですが、

人って一人では生きられない。

何らかの形で、周りの人に助けてもらいながら生きているのだな。

終わりに

学生から社会人になった人、今の仕事に不満のある人、

「こんなはずじゃなかったのに…!」

と思って後悔したり、悩んだりしているかもしれません。

そこで転職したって、たぶん同じことの繰り返しになるんじゃないかな。

これは、「教師の仕事なんて辞めたい!」と思っていた若かりし頃の私に両親が投げかけた言葉でした。

今なら、その意味がよくわかります。

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